Shenandoah|歌詞・和訳・意味を解説【アメリカ伝承歌】
この作品について
『Shenandoah』は、19世紀のアメリカで歌い継がれてきた作者不詳の英語伝承歌です。河川交通に関わる人々の歌として伝わり、後には船乗りの歌としても広まりました。今回扱うのはRichard Runciman Terry編『The Shanty Book, Part I』(1921年)の6節版です。
原文には your daughter が出てくる一方、rolling river や wide Missouri も繰り返されます。対訳では、Shenandoahを最初から人名・川名・土地のどれか一つに決めず、呼びかけの対象が揺れる感覚をそのまま追ってみてください。
対訳
Shenandoah 地名・川名として著名だが、your daughter と呼びかける節では人名または首長名として読む伝承もある。採用本文だけで一つに固定しない
I long to hear you 「聞くことを切望する」。声、知らせ、川音など目的語の具体像は示されない
Away you rolling river 文法的に散文へ割り切りにくい舟歌の応答句。away を距離・出発の掛け声「遥かへ」とし、rolling river の流動を残した
I’m bound to go 「行く運命だ/行かなければならない/行くことに決めている」。不可避性と決意を含む
’Cross the wide Missouri across の語頭省略。ミズーリ川を越えて
Shenandoah 地名・川名として著名だが、your daughter と呼びかける節では人名または首長名として読む伝承もある。採用本文だけで一つに固定しない
Away you rolling river 文法的に散文へ割り切りにくい舟歌の応答句。away を距離・出発の掛け声「遥かへ」とし、rolling river の流動を残した
I’m bound to go 「行く運命だ/行かなければならない/行くことに決めている」。不可避性と決意を含む
’Cross the wide Missouri across の語頭省略。ミズーリ川を越えて
Away you rolling river 文法的に散文へ割り切りにくい舟歌の応答句。away を距離・出発の掛け声「遥かへ」とし、rolling river の流動を残した
I’m bound to go 「行く運命だ/行かなければならない/行くことに決めている」。不可避性と決意を含む
’Cross the wide Missouri across の語頭省略。ミズーリ川を越えて
’Tis seven long years since last I see thee 標準的には saw thee が期待されるが、採用原文の時制の崩れを別版で直していない。意味は「最後に会ってから七年」
Shenandoah 地名・川名として著名だが、your daughter と呼びかける節では人名または首長名として読む伝承もある。採用本文だけで一つに固定しない
Away you rolling river 文法的に散文へ割り切りにくい舟歌の応答句。away を距離・出発の掛け声「遥かへ」とし、rolling river の流動を残した
I’m bound to go 「行く運命だ/行かなければならない/行くことに決めている」。不可避性と決意を含む
’Cross the wide Missouri across の語頭省略。ミズーリ川を越えて
Shenandoah 地名・川名として著名だが、your daughter と呼びかける節では人名または首長名として読む伝承もある。採用本文だけで一つに固定しない
Away you rolling river 文法的に散文へ割り切りにくい舟歌の応答句。away を距離・出発の掛け声「遥かへ」とし、rolling river の流動を残した
I’m bound to go 「行く運命だ/行かなければならない/行くことに決めている」。不可避性と決意を含む
’Cross the wide Missouri across の語頭省略。ミズーリ川を越えて
Shenandoah 地名・川名として著名だが、your daughter と呼びかける節では人名または首長名として読む伝承もある。採用本文だけで一つに固定しない
I long to hear you 「聞くことを切望する」。声、知らせ、川音など目的語の具体像は示されない
Away you rolling river 文法的に散文へ割り切りにくい舟歌の応答句。away を距離・出発の掛け声「遥かへ」とし、rolling river の流動を残した
I’m bound to go 「行く運命だ/行かなければならない/行くことに決めている」。不可避性と決意を含む
’Cross the wide Missouri across の語頭省略。ミズーリ川を越えて
「Shenandoah」は、誰なのか
この歌について最も有名な問いの一つは、題名のShenandoahが何を指すのかという問題です。川や谷の名として知られる一方、採用した1921年版には I love your daughter という一行があります。ここだけを見れば、Shenandoahは人、あるいは首長の名のように読めます。
ところが各節のあいだには Away you rolling river と 'Cross the wide Missouri が戻ってきます。さらに途中では stormy ocean を渡る決意まで現れます。人物への恋、川を越える移動、土地への望郷、海への旅立ちが、一つの固有名のまわりに重なっているのです。
Library of Congressも、この歌の起源を一つに確定せず、内陸河川の伝承や船乗りへの広がりなど複数の経路を紹介しています。したがって、特定の首長と娘の恋物語だけを「正解」とするより、歌が異なる場所と歌い手を移動する中で意味を重ねたと見る方が安全です。
この曖昧さを支えているのが Away と川のリフレインです。物語がどこへ進んでも、歌は何度も「離れて行く」方向へ押し戻されます。Shenandoahの正体が完全に定まらないからこそ、この歌は特定の誰かだけでなく、遠ざかってしまった人・土地・故郷への思いを受け止められるのです。
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